連想法タロットリーディングテクニック

タロットは、多くの皆様は「占い」のツールだと思っていますよね。

確かに占いのツールでもあります。現にタロット占い師さんがいらっしゃいますからね。



でもね。



タロットは導きであり、教えなんです。

タロットにはカバラの思想が盛り込まれています。
カバラは「セフィロトの樹」で有名ですね。

他にも「キリスト教」「ユダヤ教」「仏教」「エジプト神話」「ケルト神話」「ギリシャ神話」からの多くのモチーフが観られます。

つまりタロットは「人生を如何に幸福に、成功して生きるか」というノウハウが凝縮しているバイブルそのものなのです。

「図象学」という学問があります。

「絵」の中のある部分・箇所に、象徴が隠されている。その象徴を読み解くのが図象学です。



白百合は「魔術師」など多くのタロットに描かれていますが、その象徴は「聖母マリア」です。母親・女性・優しさ・慈愛の象徴ですね。

このように図象学を使ってもタロットリーディングができます。

しかし図象学にも限界があるんです。

図象学は、その「絵のシンボル」を知っていなければなりません。つまり「意味を覚える」のと大差が無いんですね。



タロットリーディングを「連想」で読めば、「覚える」「記憶する」ことは一切、必用有りません。





では、自由に連想して、まともなリーディングができるのか？

できます。

たとえば、「審判」といタロット大アルカナがありますね。
このとき、一切、意味を考えてはいけません。
純粋に連想をします。

「審判」は大天使ミカエルが7番目のラッパを吹いている「ヨハネの黙示録」の絵柄です。彼の吹くラッパには、白地に赤の十字架が描かれています。

この「旗」を観て「赤十字」と連想しても構わないのです。

よーく考えて観て下さい。

「赤十字」の目的は、人の命を助けることです。死にかけた者に命を吹き込む。まさに復活です。

また別の連想をしてみましょう。同じ「旗」です。


白地に赤なら、男女の統一化とも連想できます。

男女の統一とは、男性・女性という性別の枠を超えて、霊的なものになることです。

黙示録はまさに人間の霊性化です。肉体を離れ、純粋な魂として天の御国に行くわけです。もちろん、善人しかいけませんが。

男女の統一化＝霊的な成長＝肉体を離れて純粋な魂となる

と三次連想までしました。

これこそ、まさに「審判」のメッセージそのものではありませんか？

つまり、どんなに自由連想をしても、その連想から二次連想、三次連想と繋げていくと、なぜか不思議にそのタロットを読むことになるんです。

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連想法タロットリーディングテクニック

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